紫の華…コティロリーザ・ツベルクラータ
つい魅入ってしまうやわらかな紫色が美しいですね。
地中海疣水母(チチュウカイ・イボクラゲ)という、何だかイメージと合わない微妙な和名が付けられていています。
チチュウカイ・ハイカラクラゲと呼んでいる水族館もあります。
以前、”クラーラ”という愛称が付けられたことがありましたが、定着しないまま、コティロリーザ・ツベルクラータという呼び方に戻って来ました。
学名なので覚えにくい名前ですが、このクラゲのイメージに合っている気がします。
日本の海で見ることはできません。
地中海、エーゲ海、アドリア海に生息しているそうです。
写真は直径は10cmもない小さ目の可愛い個体。水族館で見るとせいぜい手のひらくらいでの大きさ。
天然のコティロリーザ・ツベルクラータの写真を初めて見た時、傘の直径が30センチ以上大きくてびっくりしました。
学名:Cotylorhiza tuberclata
和名:チチュウカイイボクラゲ (地中海疣水母)
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「ほんわかクラゲの楽しみ方・ゆらゆら、ふらふわ。眺めて、癒される。」
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・アクアパーク品川監修
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クラゲの本
クラゲに関する本は、こちらで紹介しています。
クラゲの本・DVDまとめ