クラゲポートレート…ミズクラゲ

ミズクラゲ

かなり大胆なポートレート風に、接写してみた時の写真です。
クラゲごとに触手の生え方が異なりますが、ミズクラゲは数100本もの繊細な触手の一本一本が、直接傘から生えているのではなく、構造を持っていることがわかります。
単純な作りの代表例のように言われますが、こうして近寄って見てみると、とても複雑な構造をしていますね。

そして、画面の右下に見える、明るい点はクラゲのめにあたる部分です。
像を結んでみることはできないとされていますが、光を感じているのは間違いありません。

今日のクラゲ

和名:ミズクラゲ
英名:Moon-jelly
学名:Aurelia aurita (日本近海で採集・繁殖したものならcoeruleaかも…)

DNAの解析が進むなどしてミズクラゲの分類が増えてます…
ということで、調べてみました。こんなに細かく分かれているんですね。

学名 生息域・特徴
Aurelia aurita 北東大西洋や北海・バルト海など北半球温帯の沿岸に多い。内湾やラグーンなど沿岸性で、ときに低塩分の汽水域にも出現する。かつて汎世界種とされたが、現在は種複合体の一つとみなされる。
Aurelia coerulea 北西太平洋(日本・韓国・中国沿岸)原産で、カリフォルニア、オーストラリア、地中海などへ人為的に分布拡大したと考えられる。港湾やラグーンなど半閉鎖性の浅い沿岸水域で優占する。
Aurelia limbata 北太平洋から北大西洋の冷温帯に分布し、日本では東北〜北海道、オホーツク海などで見られる。傘縁が茶褐色で、放射水管がよく分枝する“ブラウンバンド”状の外見が特徴。
Aurelia labiata 北東太平洋(カリフォルニア〜カナダ・アラスカ)の沿岸に分布。広く縦長の口柄と短い口腕、16の切れ込みをもつ傘縁などの形態と分子系統により、A. aurita とは別種とされる。
Aurelia maldivensis タイプ産地はインド洋のモルディブ。紅海やマレー諸島など西〜中央インド洋からも報告があるが、分子データが乏しく、有効種として扱いつつ再検討が提案されている種問いの一つ。
Aurelia relicta クロアチア・ムリエト島の海水湖(マリンレイク)に固有の種。閉鎖性で汽水性の湖内に生息し、近隣沿岸の A. coerulea とは温度・塩分条件やポリプの応答が異なることが示されている。
Aurelia solida タイプ産地はモルディブだが、現在は紅海やアラビア海、地中海北部(アドリア海・ビゼルト湾など)の沿岸やラグーンで大発生が報告される。地中海では非在来の侵入種として扱われる。
Aurelia colpota Brandtにより記載された種で、現在の名称は A. colpota。海〜汽水域に出現するとされるが、近年の分子系統研究で確実に同定された記録が少なく、生息域や有効性が不確実な問題種とされる。
Aurelia pseudosolida 2022年にクロアチア・ロヴィニ沖の A. solida 群集中から得られた 1 個体に基づき記載された新種。分子・形態の両面で A. solida から区別され、現在は北アドリア海にのみ知られる。
Aurelia sp. 1–7 Aurelia sp.1〜7 は日本海や黒海、オーストラリア沿岸など世界各地から報告された未記載系統群。分子系統上は明瞭に区別されるが学名は未付与で、多くが沿岸浅海やラグーンに分布する。

●引用文献

オリジナルの曲とイラスト

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