儚い透明感…アカクラゲ

アカクラゲ

どこか頼りなく、儚い透明感のアカクラゲ。
傘はどちらかというとあまり光を通さないと思っていたのですが、とても明るい背景の場所だと、柔らかな光を通してきます。
赤い模様も繊細な華やかさで彩られ、ゆらりとどこか妖艶に揺れているような。

アカクラゲは刺されると痛く、長い触手に腕の内側が触れるとミミズ腫れのようになってしまうこともあります。
それほど強い毒を持っているなんて、見た目の儚さと対照的です。

アカクラゲに刺されても通常は命に係わるほどの被害を被ることはほぼありません。
でも、クラゲが刺すときに注入される毒液はかなり高い毒性を持っている種類もあります。場合によっては、ほんの数mgで致死量になるものも。
実際には刺された時の毒液の量が少なかったり、刺胞が浅くしか刺さらないため体辺のダメージが少ない例などありますが、海でみかけてもできる限り触れないようにしてください。

学名:Chrysaora pacifica
英名:Japanese seanettle
和名:アカクラゲ(赤水母)

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