涼しげな夏色…タコクラゲ
温暖な地域にだけ棲むタコクラゲ。夏に大きく育ちます。
褐虫藻が少ないタコクラゲは、白っぽい半透明な体に、独特の青い模様のコントラストが映えてとっても涼しげ!。
タコクラゲと光合成
褐虫藻をたくさん持つ個体は、藻の色が表れて濃い茶色になります。
茶色が濃いほど、この褐虫藻を多く住まわせているということ。
そして褐虫藻が多いほどより多くのエネルギーをもらうことができるため、あたかも褐虫藻を育てるかのような行動をします。
その行動とは、明るい場所に移動すること。
明るい場所では褐虫藻がたくさん光合成を行うことができるので、自分にもエネルギーをもらえるようになるんですね。
なんて賢い仕組みなんだろう!!
このクラゲの名前
和名:タコクラゲ
学名:Mastigias papua
英名:Spotted jelly
クラゲニュース:オーストラリアの東京オリンピック2020代表・まさかの『猛毒クラゲ』をチーム名にしてた!
2021年の東京オリンピックに出場するオーストラリア代表のチーム名が、まさかの『The Irukandjis(イルカンジス)』。
irukandjiは、オーストラリアの沿岸に棲む、わずか数センチと小さいのに、おそらく地球上でも最も恐れられる猛毒クラゲの一種なのです。
昨日の記事にも書いたように、このクラゲで過去に多くの人が亡くなっています。
実際にはオーストラリア先住民の名前にちなんだものとのことなので、どちらかというと直接的に猛毒クラゲの名前にちなんだということでは無いようです。ただ、イルカンジは広く知られているクラゲなので、この恐るべきクラゲを敢えてチーム名にすることで、士気を上げようという意味合いもあるのかもしれませんね。
PHOTO:© WSL / Ethan Smith/Surfing Australia
https://www.surfnews.jp/news_topics/news/41500/
「オーストラリアの先住民族の文化を取り入れた素晴らしいチーム名を見つけたいと思っていたの。イルカンジスは、東京オリンピックでライバルたちと 水の中の死闘 を繰り広げようとしている私たちのチームにぴったりだわ」
/Stephanie Gilmore
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クラゲの本
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クラゲの本・DVDまとめ