ゆらり儚い存在感…アカクラゲ

アカクラゲ

真夏のギラギラした空気を中和してくれそうな、儚い存在感のアカクラゲ。
涼しげな青の世界の中をゆらり漂う存在感…。

今日のクラゲ:アカクラゲ

学名:Chrysaora pacifica
英名:Japanese seanettle
和名:アカクラゲ(赤水母)

撮影したカメラ:SONY α7iii

少し露出を高めにすることで、清涼感のあるはかなげなクラゲの姿を切り取ることができました。
ソニー ミラーレス一眼 α7 III ボディ ILCE-7M3

今日のクラゲニュース:クラゲが医療に貢献する?

夏の海水浴シーズン、海で遊ぶときは刺されていたい思いをしたり、刺されたクラゲの種類によってはミミズ腫れになったりと厄介者で人を傷つけてしまうこともあります。
そんなクラゲですが、医療に貢献しています。

良く知られているのが、オワンクラゲから抽出した光るDNAを用いた技術。解明されたDNAを組み込むことで、組織が光るようになり、たんぱく質の動きを目で見て確かめることができるようになりました。医学の飛躍的な進歩に大きな役割を果たしています。この方式の優れたところは、その扱いやすさでしょう。今では高校の授業でも利用できるほど使いやすく、一般的な存在になっています。ここまで広く使われるのは凄いことですね。

さらに再生医療の発展に役に立つ可能性もあります。クラゲのコラーゲンを応用し、皮膚や骨などの再生に役に立つ可能性があるのです。これに関しては『株式会社 海月研究所』のサイトでも触れられています。

再生医療は新たな医療として大きな注目を集めています。この再生医療の分野でもコラーゲンは活躍しています。コラーゲンは細胞を培養するために不可欠だからです。もちろん、クラゲコラーゲンも例外ではありません。
クラゲコラーゲンはブタやウシのコラーゲンと比較して皮膚や軟骨の細胞に対する適合性が高いことが明らかになってきました。

引用:https://www.jfish-lab.com/jc-rege-med

まだ実用には時間がかかりそうですが、オワンクラゲのように大きなブレークスルーが起きてクラゲが人の医療のために役立つ日が来るかもしれませんね。

ほんわかクラゲの楽しみ方

「ほんわかクラゲの楽しみ方・ゆらゆら、ふらふわ。眺めて、癒される。」
クラゲの柔らかで優しい魅力と不思議な生態をわかりやすく伝える、
クラゲ初心者にもお勧めの一冊です。

・平山ヒロフミ著
・アクアパーク品川監修
・誠文堂新光社

Amazonに見に行く:ほんわかクラゲの楽しみ方 ゆらゆら、ふわふわ。眺めて、癒される。 [ 平山ヒロフミ ]

楽天に見に行く:ほんわかクラゲの楽しみ方 ゆらゆら、ふわふわ。眺めて、癒される。 [ 平山ヒロフミ ]

クラゲの本

クラゲに関する本は、こちらで紹介しています。
クラゲの本・DVDまとめ

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください