美麗感がすごい!…サムクラゲ
サムクラゲの魅力を見つけたい
今回(2015年1月17日(土))の江の島ビーチクラブに登場した、「サムクラゲ」。
最初は丸くて平たいプラスチックケースに入っていたので、全体が自重で潰れて本来の形は見る影も無いという状態だったので、持参したガラスの器に移しかえることに。
きっとこのクラゲも、何か新しく感じられるものがあるはず。
サムクラゲの新たな魅力を発見
サムクラゲの持つそれぞれの器官の造形は、近づいて見てみなければわからないところが沢山あります。
そのためには、小さなガラスを透かしてぐっと近くから観察する必要があります。
そして透明なガラスの器に入れて冬の湘南の海に注ぐ穏やかな光にかざした途端、本来のクラゲが持つ美しさを放ち始めました。
傘や触手、口腕はスリ硝子のように柔らかく冬の光を拡散し、特に口腕は美しく織られたレースやフリルのようです。
その傘を拍動させるたびに、繊細な触手が一斉にたなびきます。
今回もそんな生き物の美しさの発見をみんなですることになりました。
水族館で見るサムクラゲも不思議な魅力に圧倒されますが、ここでも太陽の光や波の輝きを背景にすることでまた異なる魅力が初めてわかるのです。
もしかして、サムクラゲを冬の海岸で太陽の光の下でガラスにかざして見て、その魅力を見つけたなんてことは誰もやっていなかった事かも!。
学名:Phacellophora camtschatica
和名:サムクラゲ
英名:Fried Jellyfish
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