ゆらり…オキクラゲ
オキクラゲ
赤く染まったクラゲが、緩やかに漂っていました。
この時の照明が少し赤かったかもしれませんが、
元の色も赤っぽかった…オキクラゲも色が異なる種類があるのかな。
このクラゲは発光することでも知られています。
和名:オキクラゲ
学名:Pelagia panopyra
クラゲニュース:ギヤマンクラゲの新種!
最近、ギヤマンクラゲの新種のニュースが続いていますね。
新江ノ島水族館と、加茂水族館が採集や展示していたギヤマンクラゲが、実は新種だったそう。
クラゲの展示種類が世界一の鶴岡市立加茂水族館(山形県)で、2000年から展示している「ギヤマンクラゲ」が、実は新種だったことが判明した。
出典元:https://news.livedoor.com/article/detail/20489994/
ぱっと見はよく似ているのですが、一部の形が微妙に違っていたり、たくさんある触手の数が違っていたり。
多くは同じ種類から、たまたま突然変異や外的な影響で異なる形のものが生まれてきたり後から環境で変化しててしまったということも考えられますが、複数の個体での観察やDNA鑑定などの地道な努力と、最終的には論文発表などで認められることになります。
でも、新種を見つけるチャンスが身近な海にあることは、なんだかワクワクしますね。
新江ノ島水族館では、銘板も変更したとのこと。
https://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=05710
Tima formosa → Tima nigroannulata
論文のリンクはこちらから。
内容をちゃんと読むのは難しい(100%理解するのは困難…)絵や写真を見ているだけでも楽しくてためになりますよ。
https://www.researchgate.net/publication/352223843_Tima_nigroannulata_Cnidaria_Hydrozoa_Eirenidae_a_New_Species_of_Hydrozoan_from_Japan
ほんわかクラゲの楽しみ方
「ほんわかクラゲの楽しみ方・ゆらゆら、ふらふわ。眺めて、癒される。」
クラゲの柔らかで優しい魅力と不思議な生態をわかりやすく伝える、
クラゲ初心者にもお勧めの一冊です。
・平山ヒロフミ著
・アクアパーク品川監修
・誠文堂新光社
クラゲの本
クラゲに関する本は、こちらで紹介しています。
クラゲの本・DVDまとめ