カオスなふきだまり…アカクラゲ
アカクラゲが吹き寄せられて毒々しい赤い色と、乳白色の触手が織り成す光景は、カオスな感覚を感じてしまいます。
絡みそうで絡まない触手を最大まで伸ばし、少しでも多くの餌を捕まえようとしています。
アカクラゲ吹き溜まりになってしまうのは、水槽の水流の強さや場所と、クラゲの遊泳力の関係から、こうなっています。
自由に移動できないので、海で見られる『潮目』と似ているのでしょう。
水槽の設計によって、水流が偶然境目のような場所を作っているからだと思われます。
そしてクラゲ同士の長い触手や口腕が振れているのに、絡むことなく拍動のリズムを刻んでします。
他の生き物や餌であれば、触手や口腕に触れると毒針を発射して相手を弱らせますが、同じ種類のクラゲであることを認識しているので、このようにいくら触れても何の影響もありません。
このアカクラゲに刺されると痛くでみみずばれのように跡が残ることもしばしばありますが、同じkhする意のクラゲ同士ではこんなことはありません。
今日のクラゲ
学名:Chrysaora pacifica
英名:Japanese seanettle
和名:アカクラゲ(赤水母)
撮影したカメラ:SONY α7iii
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