暗闇にぽっかりと浮かんだサカサクラゲ。
海の中の生き物なのに宇宙空間にいると言っても何故か違和感が無い不思議な生き物です。

親のクラゲになった後も、普段は傘を下にして海底で暮らす時間の長いという、ちょっと変わったクラゲです。
ずっと海底から動かなければイソギンチャクに分類されてしまうのですが、時々泳ぎだすのでクラゲの座を何とかキープ(?)しています。

このクラゲはさらに珍しいことに、直接触れた時に毒を刺すだけでなく、とても多くのサカサクラゲがいる近くに寄っただけでも、チクチクした刺激を感じます。活性しかしたままの刺胞を、海中に放出しているらしいのです。それだけで餌が弱って、近くに流れ着くのかもしれませんね。
触れないように気を付けるだけではなく、近くに寄らないようにしなければならないなんて…クラゲの刺胞に刺されないようにするのもなかなか大変です!。

このクラゲの名前

和名：サカサクラゲ
英名：Upside-down Jellyfish
学名：Cassiopea ornata

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クラゲの本

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