輪郭がふんわりぼやけて見える!?…ミノクラゲ
傘や体に細長いイボのようなものが付いていて、
少し離れてみると輪郭がぼんやりして見えるので、
思わず目をこすってしまいたくなります。
学名:Lobonemoides robustus
和名:ミノクラゲ
こちらは採集した個体だそうです。
「ミノクラゲ」は、成長すると傘の直径が 50cm程になり、傘の上面には毛のような多数の突起が現れます。アジア圏でよく使われていた雨具の名前が和名になりました。タイやフィリピンなど東南アジアに生息し、現地では食品加工用に本種を対象とした漁が行われており、重要な水産種となっています。
新江ノ島水族館では、2017年12月5日から2018年2月18日まで世界で初めてミノクラゲの繁殖個体を展示。
今回は、今年 8月に実施した現地調査で採集した野生個体の展示となります。
http://www.enosui.com/animalsentry.php?eid=00284