Cotylorhiza Tubercurata の和名はいくつある?
Cotylorhiza Tubercurataの和名に関して、記憶違いやらいろいろあったので整理してみました。
ことの発端は、昨日の投稿でコメント付きでリツイートして頂いた内容に
「チチュウカイハイカラクラゲ」
と書かれていたこと。記憶では
「チチュウカイイボクラゲ」
だったはず…と思ってコメントしたのですが…
●くらげ (アスペクトライトボックスシリーズ)
[クリックしてAmazonで詳細を見る]
中村 庸夫 (著)
には確かに
「チチュウカイハイカラクラゲ」
とあります。
そのほか
●クラゲ 世にも美しい浮遊生活 (PHP新書)
[クリックしてAmazonで詳細を見る]
も、「チチュウカイハイカラクラゲ」。
いやいや、確か「チチュウカイイボクラゲ」だったはず…と調べたところ
●最新 クラゲ図鑑: 110種のクラゲの不思議な生態
[クリックしてAmazonで詳細を見る]
には、「チチュウカイイボクラゲ」と記載があります。
これ、いずれも学名は「Cotylorhiza Tubercurata」
さらに、新江ノ島水族館ではいずれの記載も無く、「コティロリーザ・ツベルクラータ」と学名をそのままカタカナ表記。以前、地中海疣水母(チチュウカイイボクラゲ)と表記していた気がするのですが、証拠の画像が見つからず。
また、八景島シーパラダイスでは「チチュウカイイボクラゲ」としています。
👀シーパラニュース👀
『イッテQ !水族館』でシーパラの仲間になった😍
『サーベルウツボ』
『ハナカケトラザメ』
『ウミウシ』
『チチュウカイイボクラゲ』
夏休み、みなさまのお越しをお待ちしてます😆#シーパラ #八景島 #イッテQ pic.twitter.com/qqPrQPR49l— 横浜・八景島シーパラダイス公式 (@_seaparadise_) 2016年8月2日
ということで、和名として
「チチュウカイハイカラクラゲ」
「チチュウカイイボクラゲ」
「コティロリーザ・ツベルクラータ」
いずれを使っても正解のようです。
ちなみに自分の本では、「チチュウカイイボクラゲ」を使っています。
●ほんわかクラゲの楽しみ方: ゆらゆら、ふらふわ。眺めて、癒される。
[クリックしてAmazonで詳細を見る]
研究が進むと、クラゲの名前は変わってしまうことがあります。
—–
「ほんわかクラゲの楽しみ方・ゆらゆら、ふらふわ。眺めて、癒される。」
2016/2/2に出版されました!。
クラゲの柔らかで優しい魅力と不思議な生態をわかりやすく伝えます。
・平山ヒロフミ著
・アクアパーク品川監修
・誠文堂新光社
クラゲの本
クラゲに関する本は、こちらで紹介しています。
クラゲの本・DVDまとめ
kurageru shop アクセサリー
kurageru shopで、クラゲにインスピレーションを受けたアクセサリーを販売しています。