ぷっくり水玉模様 …タコクラゲ
ぷっくりしたフォルムと、みずたま模様がかわいいタコクラゲ
和名:タコクラゲ
学名:Mastigias papua
英名:Spotted jelly
タコクラゲ(学名:Mastigias papua)は、刺胞動物門鉢虫綱に属するクラゲの一種です。
その名前は、タコに似た外見から名付けられました!。
タコクラゲは、体内に褐虫藻を共生させています。この褐虫藻が光合成を行い、そのエネルギーの一部をクラゲが利用しています。
クラゲは褐色に見えまるのは、その褐虫藻のせい。
傘の下には八本の口腕と付属器があります¹。
その口腕の先から、細長い棒状の付属器が伸びるのが特徴の一つで、これが形の上でタコの足のようにみえますね。
日本近海では関東以南の温かい海域に生息しています。関東まではよく見られますが、福島県あたりから北の海ではぽとんど見られなくなります。
傘径は大きなおもので10cm程度になりますが、まれに20cmほどの個体もいます。
毒が弱くほとんどの人は痛みを感じませんが、痛みを感じない場合も毒やたんぱく質を撃ち込まれているので、抗体反応に気を付ける必要があります。
また、パラオ共和国のマカラカル島にはジェリーフィッシュレイクという、タコクラゲの仲間が群生する湖が存在します。
この湖に生息するタコクラゲは、日中に湖面に浮かび上がり、太陽の光を浴びて褐虫藻の光合成を促進して共存の関係になっています。
オリジナルの曲とイラスト:
ボーカルは歌ってもらえる人がなかなか見つからないので(泣)、声はAIに歌ってもらっています。
Instagram:
ほんわかクラゲの楽しみ方
「ほんわかクラゲの楽しみ方・ゆらゆら、ふらふわ。眺めて、癒される。」
クラゲの柔らかで優しい魅力と不思議な生態をわかりやすく伝える、
クラゲ初心者にもお勧めの一冊です。
・平山ヒロフミ著
・アクアパーク品川監修
・誠文堂新光社