深い海の中の彩り…クリサオラ・プロカミア
乳白色の傘と、鮮やかな赤の触手。
もふもふした口腕(こうわん)が印象的ですね。
新江ノ島水族館では、採集された個体ではなく、ポリプから育てているそうです。
いつもたくさんの個体が水槽の中を泳いでいるな…と思っていたのですが、繁殖させているので一年中安定して展示ができているんですね。
https://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=04176
学名:Chrysaora plocamia
英名:Sea nettle
以前も紹介しましたが、英名では、South American sea nettleとも呼ばれているように、南アメリカの沿岸に生息しています。
こちらの海域では大量発生しすぎて、漁業や沿岸の産業に悪影響を与えて困った事態になっていることもあるようです。
このクラゲがいつ頃どんな条件で大量発しやすいのかを研究し、対策に役立てようとしている論文がこちらになります。
Blooms and strandings of Chrysaora plocamia are reported to occur along both Atlantic and Pacific South American coasts.
ほんわかクラゲの楽しみ方
「ほんわかクラゲの楽しみ方・ゆらゆら、ふらふわ。眺めて、癒される。」
クラゲの柔らかで優しい魅力と不思議な生態をわかりやすく伝える、
クラゲ初心者にもお勧めの一冊です。
・平山ヒロフミ著
・アクアパーク品川監修
・誠文堂新光社
クラゲの本
クラゲに関する本は、こちらで紹介しています。
クラゲの本・DVDまとめ