クラゲの色
かなり前になりますが、クラゲの色のことでblogを書きました。
クラゲの色は透明、白、赤、青、とさまざまですが、例えば白いミズクラゲがオレンジ色に染まっていることがあります。これは、餌の色が体の器官(クローバーマークのところや、水管と呼ばれる線状のところ)にそのまま出てしまい、一時的に変わってしまったものなんです。ミズクラゲは全体がむらなくオレンジ色になるほどではありませんが、体全体の色が変わってしまうクラゲもまれにいます。
例えば、漁港で漁師さんが捨てた魚の赤身を取り込んでしまって真っ赤になった…などです。
水族館のクラゲ水槽で小さなオレンジ色の粒々がたくさん見えたらよく見てください。ミジンコのように小さく、動いているのが見えたら、それがブラインシュリンプというクラゲの餌です。
水族館の水槽でクラゲを見るときに、ちょっと変わった色になっていないか観察してみてくださいね。
食事をしたあと(餌を与えられた後)はオレンジ色になっているのがわかりますよ。