ゆらり舞…アカクラゲ

アカクラゲ

ゆらりと広がった触手は、ダンサーの衣装。
少し乱れた感じが、なんだか妖艶なオーラも醸し出します。

学名:Chrysaora pacifica
英名:Japanese seanettle
和名:アカクラゲ(赤水母)

クラゲの毒を賢く利用する脅威の生き物 アオミノウミウシ

近未来のSF映画に出てくる、スペースシップ(宇宙船)を思わせる独特のフォルムを持つアオミノウミウシ。
この生き物は、自らは毒を持たないのに、なぜか毒針(刺胞)を隠し持っていて、いざというときに相手を攻撃するために使います。

アオミノウミウシ

この毒針をゲットする方法とは…クラゲの毒針を奪って体内に取り込んで貯蔵しておくことができるんです。
クラゲの毒針は、何かが少しでも触れると、バネのように折りたたまれた毒針が時速120km/h以上で飛び出す仕組みを持っています。
そんな超危険な毒針を、活性化したまま取り込んでおき、必要になるまで体内に保存しておくなんて…。
生存競争に勝ち抜くため、こんな超高難度の技を身に着けてしまったのですね。

こちらの映像が、アオミノウミウシです。
水族館で公開されていた時のもので、金属的な感じのする美しい青は、そんな不思議な能力と相まって、じっと見ていると異なる世界観に入り込んでしまう気がします。

クラゲニュース:ラジオ深夜便にクラゲの写真とインタビューを掲載して頂いています

インタビューはラジオでお話しした内容を掲載して頂いています。
またカラーの美しいクラゲの写真も!。アマゾンや楽天でご購入いただけます。

楽天で購入:
ラジオ深夜便 2022年 2月号

ほんわかクラゲの楽しみ方

「ほんわかクラゲの楽しみ方・ゆらゆら、ふらふわ。眺めて、癒される。」
クラゲの柔らかで優しい魅力と不思議な生態をわかりやすく伝える、
クラゲ初心者にもお勧めの一冊です。

・平山ヒロフミ著
・アクアパーク品川監修
・誠文堂新光社

Amazonに見に行く

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください