サカサクラゲの触手が、傘の裏側から伸びて水中を漂っていて、このようすが花のおしべやめしべや花びらが風に吹かれているのようです。触手の先は花粉が付いているかのようにも見えますね。

何かのお祝いや、お見舞いなどのときに花束を持っていくことはあるけれど、花のように見えるクラゲをもっていった人はいまだかつていないのでは…。

でも、誰かに元気を出して欲しいとき、小さなクラゲが頑張って生きているところを見てもらえれば、いい影響は与えられそうな気がするのです。

撮影場所：すみだ水族館
学名:Chrysaora pacifica
和名：アカクラゲ
英名：Japanese sea nettle

• 刺胞動物門 Cnidaria
• 鉢虫綱 Scyphozoa
• 旗口クラゲ目 Semaeostomeae
• オキクラゲ科 Pelagiidae
• ヤナギクラゲ属 Chrysaora

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