「くらげる クラゲLOVE111」の楽しみ方

くらげる 表紙

クラゲのことを調べたくなったときに、どんな本を購入すれば良いでしょうか。一言でクラゲの本といっても、さまざまなジャンルの本があります。これらの中から自分の目的に合った本を探すのは、なかなか大変です。

「くらげる クラゲLOVE111」は表紙が可愛すぎる?

見た目はあまりにも可愛すぎるので、一体どんな本なのか想像しにくいのではないでしょうか。
コミック本のようでもあるし、でも本屋さんに行くと生き物関連の書棚に置いてあるし、外からみただけでは実態がつかみ難いかもしれませんね。

生態に関してはちょっとした科学本並みに充実

実は生態の説明部分は、とてもしっかり書かれているのでクラゲの基本をシッカリ抑えられます。
まずはクラゲの基本を押さえておきたいときに、ピッタリなのです。

その説明も、クラゲにそれほど詳しくなくても大丈夫。できるだけわかりやすく説明しています。それは、筆者がクラゲに興味を持ち始めた頃に、なかなか理解できなくてつまづいた専門用語や疑問を考えているから。
基本となる一般的なクラゲの特徴と生態を知るには、この本で網羅されています。
つまり、クラゲに興味を持っているあらゆる方にお勧めなのです。

クラゲカルチャーの記念碑的な本

そして、この本はクラゲの生態だけを説明する科学本ではありません。
基本は【文化】と【クラゲカルチャー】からクラゲを見つめなおした本なのです。

クラゲが地球上でどのように文化に関わってきたかを、丹念に拾いました。人との係わり合いを今残しておかないと、きっと散逸してわからなくなってしまう…そういった危機感から、クラゲの文化的アーカイブ的な意味合いも強く持っています。

ちょっと読んでオシマイではない

科学本としての利用も可能ですが、それよりもクラゲカルチャーをここに記して、記念碑的な存在として手に取っていただければ幸いです。そして何より、ずっと長く使ってもらえることも考えています。
生態と、クラゲカルチャーに関しては、これからもこの本を依り所にしていただけると信じています。


●クラゲの不思議な世界(写真集)
http://kurage.thebase.in/

●クラゲの不思議な世界(Webサイト、クラゲのコミュニティーjfish)
http://www.jfish.net/

●クラゲじゃないものも楽しみたい(blog)
http://auqa.way-nifty.com/aqua/

●平山ヒロフミ
info@jfish.net

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