これは一体何なんだ!…虫なの?クラゲなの?それとも…クラゲムシ
これは何?
アメーバの顕微鏡写真のような形と模様が、謎の生き物のように見えまね。
妖怪人間の冒頭のシーンを思い起こします。
ちょっと見にはこれがクシクラゲの仲間だとは到底思えませんが、れっきとしたクシクラゲ…有櫛動物です。つまり、あのウリクラゲやカブトクラゲと同じ仲間なんですね。
しかも普段は泳がないで、こうやってへばりついているのが基本生活。
真ん中から伸びている白い糸のようなところで餌を絡めとって食べているのですが、粘着性の物質があるだけで刺胞という毒針は持っていない。
ますますクラゲらしくありません(有櫛動物なので、刺胞が無いのが基本ではあります)。
しかも名前がややこしい。
クラゲであれば、○○クラゲなどと後ろにクラゲの名前がつくのに、クラゲムシなどと虫であるかのようなネーミングで、混乱させられます。
初めて新江の島水族館で見たときは、水槽の中を漂っていました。
そのときも不思議な形をしていて、それだけでも大きなインパクトがあったのですが、実はこんな生き物だったとは…。
写真:
2014年8月 新江の島水族館